小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

Kellogg生活

MBA後のアメリカでの就職活動

MBA予備校の江戸義塾さんに呼ばれてアメリカでの就活についてプレゼンする機会があったので、こちらのスライドを貼っておきます。個別業界・企業毎にもちろん調査と対策が必要ですが、アメリカ就活の導入には結構良いと思います。

TOEIC990点からの英語学習(ライティング)

前回からの続き、TOEIC990点からの英語学習もこちらで最終回。今回はライティング編です。ライティングもここまでの系譜 = ストリートファイトで(リアル英語に触れて)学んで行きなさいという流れを汲んで、特におすすめ教材等はなく、とにかくOutputをする…

TOEIC990点からの英語学習(リスニング)

引き続き英語学習シリーズで、今回はリスニング。 MBAでのあるあるとして、授業中の教授の説明はそこそこ聴き取れるのに、一歩教室を出てアメリカ人同級生とバーで話したりすると、8割方何を言ってるか分からなくなる、という現象があります。私が思うに原因…

TOEIC990点からの英語学習(スピーキング)

前回の続きで、まずは一番の難所、スピーキングから。 ここで最初に取り掛かるべきは、発音と考えます。残念ながら英語の発音教育が施されるのが稀な中、綺麗な発音を日本の学校教育で身につけるのはほぼ不可能というのが実態だと思います。発音がスピーキン…

TOEIC990点からの英語学習(概論)

日本である程度英語を学習したことがある人にとっては周知の事実ですが、英語ネイティブの国で学生/仕事しようと思った時に、TOEIC990点ではお話になりません。より正確な表現をすると、「日本の受験英語の錬度を高めて取得したTOEIC990点」では、学習上も仕…

MBAを取ることに意味はあったのか

就活に追われた結果気づけば卒業から2ヶ月程度が過ぎてしまってますが、受験生時代から起算すると3年以上に及んだMBA取得について、総括したいと思います。 MBAに意味はあったのか。私の場合答えは簡単で、国も業界もロールも変わることが確定し、完全に非連…

アメリカ就活タイムライン

振り返り用にまとめておきます。学びがあるかは謎ですが、暇な人は読んでみると就活の雰囲気伝わると思います。 (2022年) 1月: Twitterで流れてたヘッジファンドの求人にあまり深く考えず応募。トントン拍子で選考が進み、インターンスタート。 1-2月: …

なんでアメリカに残ることにしたのか

前記事まではアメリカ就活の方法論を書いてましたが、一応自分自身が何でアメリカに残ることにしたのか、という点も書き残しておこうと思います。この辺は一般論的な内容を羅列しても薄味な記憶に残らない文章になる気がするので、「こいつ何言ってんの?」…

アメリカMBA就活マニュアル(実際問題どれぐらい難しいのか)

「アメリカMBA就活マニュアル」と題して書くのはこれで最後にするつもりですが、最後は精神論チックに、日本人でもMBA経由でアメリカ就職するのは出来る、とエールを送って終わりにしようと思います。私自身、つい最近まで自分がアメリカで就職するイメージ…

アメリカMBA就活マニュアル(ターゲット企業について②:Job Description)

「Location・Function・Industryを変えるのは難しい」って話はあまりに雑 本題に入る前に、MBA就活の文脈でよく耳にする「トリプルチェンジ(Location/Function/Industryを全部就活で変えること)」みたいな概念、一般論として正しい一方で、あまりに粒度が粗…

アメリカMBA就活マニュアル(ターゲット企業について①:ビザ)

MBAを卒業したらどんな会社に就職できるの?の答えとして、Employment reportなるものが各ビジネススクールから提供されています。が、日本から現地就活すると分かるのですが、これは「俺の学校出ると給料バカ高いぞ!」とイキる以外の用途が正直ありません…

アメリカMBA就活マニュアル(概論)

4月後半にアメリカで就職活動を決意、6月前半のKellogg卒業も経て、ようやく先週2社オファーを2社頂いたので、記憶が新鮮な内に自分の経験をまとめておこうと思います。 「アメリカ就活MBAマニュアル」と銘打ちましたが、各就活プロセスをStep毎に解説してい…

バークシャー・ハサウェイの株主総会に出てきた

タイトルの通りですが、大変良い経験になったのでまとめておきます。コロナで2年空いてしまったので、3年ぶりの株主総会、しかもバフェット91歳、チャーリー・マンガー98歳と高齢なので、一生に一度かもしれない貴重な機会に恵まれました。 バークシャー・ハ…

インドについて得た文化理解

ISBまとめシリーズの続きで、インド文化について自分が滞在期間中に感じた点をまとめておきます。 近視眼的なその場しのぎが散見される ISBの同級生がインド人の問題として「Root cause(根本原因)に手を付けない」と話していることがあり、なるほどと思っ…

ISBで得られるもの

ここまで書いた内容を踏まえてですが、日本人がISBに留学する場合に得られるものは、大きく4つだと思っています。以下、まとめていきます。 新しいInspirationが得られる 私にとってインドという国は、西洋とも東アジアとも異なる、全く新しい文化圏でした。…

KelloggとISBの比較

ISBの思い出シリーズですが、記憶が薄れる前にざっとまとめて書いておきます。今回はKelloggとの比較という観点です。飽くまでISBは2ターム(Fulltimeの学生の4分の1)過ごしただけですし、1意見として参考にして頂ければと思います。 課題の作り込みや実際…

インドで遭遇したカルチャーショック集

学期初めということもあり、久々に同級生と会ったときの会話は"How was India?"から始まることが多いです。が、あんまり気の利いた話が出来てないので、記憶が薄れる前にインドで遭遇したカルチャーショックの数々をまとめておこうと思います(汚い話も多く…

インド企業のCEOの1日に密着してみた【Shadow a CEO】

3月頭に無事インドでの最終Termを終え、先週はインド各地を旅行していたのですが、Hyderabadに帰ってくる前にShadow a CEOというISBのプログラムに参加しました。こちら、ISBのかなり意欲的な取り組みで、その名の通りCEOをShadowする、即ちCEOに一日引っつ…

ISBで受けた授業の振り返り(Term 5)

今週からISBでの新学期=Term6が始まっておりますが、Kellogg時代毎学期やっていた授業の振り返りをすっかり忘れていたことに気づきました。皆が4−5コマ取る中で自分は3コマ、しかも自分は就活無しということで正直結構緩々過ごしてしまった感がありますが、…

なんでISBに行くことにしたのか?

ISBに行くという選択はKelloggでも結構珍しく、交換留学の担当者からもYou’re so braveなんて言われたりもしました(私からするとインドよりアメリカのGun Violenceの方が余程恐ろしいですが、その点は言いませんでした)。では他の学生がどういったところに…

Indian School of Business(ISB)ってどんなところ?

12月の頭から3月まで、3ヶ月程度Indian School of Business(通称ISB)というインドにあるビジネススクールに交換留学することになったので、こちらの記事でISBがどんな学校か紹介させて頂きます。まだキャンパスに着いてすらいないのでISBの留学生担当や現…

秋学期の授業振り返り(2年目)

そろそろ2年生最初の学期の終わりが見えてきたところなので、恒例の授業の振り返りをしていきたいと思います。今学期の授業は全般的に当たりだった気がします。 Presentation Fundamentals 英語プレゼンに苦手意識を持っていたので履修。授業は極めてインタ…

英語学習にはTipping Pointがあるという話

最近自分の時間の使い方を振り返ってみて、そういえば「英語学習」という形で時間を割くことがなくなったことに気が付きました。MBA1年目までは発音をなんとかしようとかDMM英会話も使ってみるか等々、それなりに英語のために時間を投じてきたのですが、最近…

内向的な人が、どうやって外国人と心を通わせるか?

キラキラツイート/ポストに隠れてあまり語られないMBAの本質情報として、本当に仲の良い友人を作るのは容易ではないということがあります。海外経験がさほど多くない日本人と話していて、高校・大学・会社同期のように、共通の話題で一頻り盛り上がってたら…

「突撃」というスキルに関して

コロンビア大学に留学している友人から、「普通の人がやらないイレギュラーな動きをすることで、思わぬ価値が生まれることがある」と言われたことがあります。Pythonを使って企業分析した結果を関係する企業の担当者に送ってみて、協業を提案してみるべきか…

MBAの価値:人生のグリップを握るということ

先日受験生と話していて久々に自分の当初のWhy MBAを説明するということがあったのですが、理由の大部分が爆発四散して破綻していることに気づき、あれ、そもそも自分ってなんでMBAに来たんだっけ?とこの期に及んで考えるということがありました。 MBAって…

秋学期の履修予定

春学期の授業感想を書いてから1ミリもブログ更新していなかったのですが、日本に帰り4つのインターンと色んなPersonal Obiligationを駆け抜けていて、あんまり精神的肉体的に落ち着く間の無い日々を過ごしておりました。日系大企業しか経験の無い人間にとっ…

春学期の授業振り返り(後編)

春学期に履修した授業の振り返りということで、今回は前回の続きです。そういえば、意気揚々と履修したAsset Management PracticumというインベスターZ授業は、来期以降のRequirement含めた授業負荷を踏まえ、結局Dropしたので振り返り無しです。 Personal L…

春学期の授業振り返り(前編)

昨日(6/5)で春学期のすべての授業が終了、幸いにも今学期は全科目期末テストが無い為、MBAの1年目の授業を終えてあとは成績発表を待つのみとなりました。このタイミングで秋・冬と続けている授業の振り返りの春学期分を書いていきたいと思います。 Analyti…

春学期の履修予定

Kelloggでは1年目の秋・冬学期が主に必修科目、1年目の春から選択科目が大半になるということで、春学期からは自由に履修ラインナップを組むことが可能になっています。幸いにも履修のためのBiddingが驚くほど上手く行き過ぎた結果、5科目全て入学時点で履修…