Kellogg MBA 小市民ブログ

Kellogg MBAでの日々とデータ分析、サウナを中心に書いてます

なんでISBに行くことにしたのか?

ISBに行くという選択はKelloggでも結構珍しく、交換留学の担当者からもYou’re so braveなんて言われたりもしました(私からするとインドよりアメリカのGun Violenceの方が余程恐ろしいですが、その点は言いませんでした)。では他の学生がどういったところに留学しているかというと、人気はヨーロッパのビジネススクールに集中しています。

ざっと募集倍率について聞く限り、交換留学先の選定は、学校のランク×Chill度合いの2軸で決まっている印象です。ランクの高いLBS、INSEAD、次いでIESEが人気で、あとは(アメリカ人視点を聞く限り)Chill度の高いスペインや南米のスクールは結構学生の人気を集めている印象です。交換留学は基本就活に関係ないですし、Kelloggを出てまでアカデミックに真剣に学びたいことがあるなんて人は稀なので、大体の人はバケーション感覚です。

一方で、私は交換留学先の学校のブランドなんて一切興味ないですし、そもそも交換留学は「世界中どこでも場所を選んで3ヶ月過ごして良いカード」なんていう、この先の人生であるか分からない最強のぶっとびカードだと思っているので、結構真剣に留学先は検討しました。

目的:インド人の考え方や文化を理解し、彼らと上手く仕事が出来るようになる

「Pureに面白そう」という点を除いて私がISBに行く目的を煎じ詰めると、インド人への理解を深め、彼らと良い仕事が出来るようになるという点に尽きます。

では、なぜインド人か?最近、会社を辞めてアメリカでフラフラしているらしいと聞きつけた、数名の友人(起業家)とZoomでキャッチアップするということがありました。どちらも起業初期は大変だったようですが、最近は昇り調子のようでした。そして、話を聞いた複数の会社がインド人のエンジニアを雇っていました。理由を聞いてみると、Computer Scienceを学ぶインド人の数は日本人の比ではないですし、所得格差もある中で、同じ金額で雇えるエンジニアのクオリティはインド人の方が格段に高いとのことで、まあそうなんだろうなという感触です。へー、と思ってちょっと調べてみたところメルカリもインド人を積極採用しているなんて記事も見つかりました。

自分自身がすぐ事業を立ち上げたりスタートアップに参画することを考えている訳ではないですが、MBAを通じていつかは自分で事業を立ち上げてみたいとぼんやり考え始めたところもあり、ISBに行くのが将来の自分の一番糧になると思い、交換留学を決めました。文化理解という点を除いても、「ISBで留学したことがある」というのがインド人との会話のきっかけになったり彼らの信頼を得ることに繋がることもあろうかと思います(昔、中国に交換留学したことに助けられることが人生で何度もあり、恐らく正しいという直感があります)。

そういえば最近Twitterでも米大手テックにも沢山インド人経営幹部がいるなんて話が盛り上がっていましたが、今の経営幹部が学生をやっていた90年代−00年代よりインド人留学生は相当増えているはずなので、今後インド人経営幹部の存在感は益々高まってくるとも思います。なんてことも踏まえると、10年−20年後に振り返った時に、ISB留学を思い出しつつインド人のビジネスパートナーと会話する、なんてこともあるかもしれません。

言語化してみると雲を掴むような漠とした理由だなと我ながら感じているところですが、中長期的な種まきとしては面白い経験かなと思います。本日はそんなところで。