小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

TOEIC990点からの英語学習(ライティング)

前回からの続き、TOEIC990点からの英語学習もこちらで最終回。今回はライティング編です。ライティングもここまでの系譜 = ストリートファイトで(リアル英語に触れて)学んで行きなさいという流れを汲んで、特におすすめ教材等はなく、とにかくOutputをすることが肝要と思います。少し脱線しますが、この辺の学習哲学はUltralearning(MITが無料で提供するオンライン授業から勝手に実際のMIT CS degreeを再現して仮想で単位をとっていた変人の本)から学んだ部分が大きく、私は学習はDirectness(直接性)こそがキーだと思っています。Ultralearningの著者Young氏は、フランス語を話したいならDuolingoを閉じてとりあえず話せ、楽器が上手くなりたいなら技術論を学ぶ以前にまずは弾けといった具合に、習得後のスキルの想定利用場面にできる限り近い状態を作り出し、繰り返すことこそが最短、と説いています。リスニングもスピーキングもそうでしたが、英語のライティングも同様、書きたい文章を書くのが一番良いでしょう。

海外MBA生はノートを英語でとれ

上記をMBA生の文脈に落とし込むのであれば、海外MBA生は基本的に全てのOutputを英語にすべきと考えます。私も当初は日本語混じりでノートを取っていたのですが、ケースの準備や授業のメモ、全て英語に統一することで、英語で考えることが徐々に自然になっていきます。最初は違和感もありますが、経験上、1週間もすれば慣れます。

その上で、何か思考の整理をする時や読書メモ、日々の気付きに至るまで全て英語で書くように習慣づけるようにしてからは、英語でメールを打ったりレポートを書くことがストレスではなくなりました。

ちょっと前に、MBA生がTwitterでとっていたアンケートでDeepLをケーススタディーの為に使っているか?というものがあり、半数ぐらいがYesと回答していてショックを受けました。私はDeepLなど以ての外、全て英語でやれというアンチDeepL過激派なので、本記事を読んでいる方も同じ派閥に入って頂くことをおすすめします(DeepL自体は仕事上は超便利ですが)。

その他の学習方法(Feedbackを受けるとか、本を読むとか)

自分が書いた英語の文章についてFeedbackを受けるのは勿論有益だとは思うのですが、個人的には重視してませんでした。第一、自分が書いた英語に対する添削って、文章の内容自体には新しい発見が無いので、読んでいて面白くなくないですか?あと、しょうもない文法ミスはGrammarlyが直してくれる時代になったので、使ってない方はとりあえず無料版のインストールを強くおすすめします。

どうしても誰かのFeedbackを受けたい、という方は、スピーキング同様Redditで募集かけてみると、簡単に見つかると思います。私も一時期やっていて、教授へのメールとか企業に出すCover letterの添削をお願いしてました。

本を読んでWritingを学習するのは、全然おすすめしません。Element of styleという本が名著と聞いて過去読んだのですが、内容が全く頭に残っていないです。外国人が英語でメールやレポートをどうやって書くか分からない!という方、ググれば死ぬほど出て来ますので、日々をSurviveする程度ならそれで十分だと思います。

最後に

偉そうに英語学習を講釈してきましたが、私もまだまだ英語で苦労することが多いので、この記事を読んで下さった方にはお互い頑張りましょうと声をかけたいです。面白いYoutubePodcast、その他便利ツールがあれば、是非教えてください。