小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

英語学習にはTipping Pointがあるという話

最近自分の時間の使い方を振り返ってみて、そういえば「英語学習」という形で時間を割くことがなくなったことに気が付きました。MBA1年目までは発音をなんとかしようとかDMM英会話も使ってみるか等々、それなりに英語のために時間を投じてきたのですが、最近は一山越えた感があり、これから先も「英語学習をしよう」という時間の使い方をすることは無いように思います。この変化は20代の貴重な時間をTOEICなりTOEFLなり不毛なテストに割いてきた人間にとっては大きく、MBA生活の1ページとしてまとめておきたいと思います。

英語界隈は上を見ると天井が無い世界ですし、私の英語力を知っている読者の方は大したことないやんけとツッコミつつ読んで頂ければと思いますが、英語がそこそこ上達するとこんな感じになるんだ、という参考までに読んで頂ければと思います。TOEFLとか発音とかのハック系記事は過去に書いてるのでこちらを参照ください。

shoshimin.hatenablog.com

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英語コンテンツが日常に定着してきた

記事タイトルのTipping Pointとは何なのかというところですが、即ち日本語でやっていた活動を、英語で行うことにストレスをあまり感じなくなるポイント、というイメージです。読む・書く・聴く・話すの各技能それぞれTipping Pointが別々に存在する様に思いますが、自分の場合読む・書くは別に英語でも良いかな、という場面がかなり増えてきて、聴く、もそこそこ来てるかなという感覚です(話す、は全然まだですが)。

具体的には、「読む」だと日経→WSJ、無為なネットサーフィン→Reddit、「書く」は授業のNotetakingや考えをまとめるときのメモが英語に置き換わり、「聴く」も日本のYoutuberじゃなくてJimmy Yang等米国人の動画を観るようになる等、日々のルーティーンが英語に切り替わりました。そうなってくると、日々の生活と英語学習が渾然一体としてくるので、敢えて英語学習やるか、という時間の使い方をすることがなくなってきます。

早いところTipping Pointを越すために何をすべきか

上記の通り、Tipping Pointを越すとストレスなく英語が伸びる軌道にのりますし、それ以上に今まで触れたことなかったコンテンツに触れて人生楽しくなりますし、英語文献にあたったり非日本人のプロフェッショナルから抵抗なく話を聞ける様になるのは、日本で職業人として生きるとしても一つの武器にもなると思います(英語圏で仕事するならそれがスタート地点ですが)。

振り返ってみて、もっと早いとこ、このステージに到達するために何が出来たかなと考えると、基礎的な英語力が備わった段階で、無理矢理にでもTipping Pointを越えたが如く生活してれば良かったなと思います。即ち、2chまとめの代わりにReddit、LINEで日本人とダラダラ話す代わりにRedditやDiscordで見つけた外国人とダラダラ話す、考えをまとめるときは日本語じゃなくて英語で整理する等々、生活の一コマ一コマを無理矢理にでも英語にしていくと、その内に脳が慣れてきます。自分自身学生時代は結構参考書をやりこんだりしてしまいましたが、TOEICで900点ぐらい取れるようになったら、あとは生活の各場面を英語に置き換える、ということを心がけていれば良かったなと思います。

要するに

ダラダラ書きましたが、私の言いたきことは一つで、英語が出来るようになりたければ、英語が出来るようになったが如く生活していれば、その内慣れてきて生活の一部になるよ、ということです。巷にはボッタクリとしか思えない英語の情報商材が溢れてますが、海の向こうの外国人もYoutubeNetflixを観て掲示板で駄弁っているので、そこに突撃すればお金浮くしもっと英語も伸びるし、そして何より楽しいです。TOEICや英検に精を出すのも良いとは思いますが、自分自身の経験だと試験をハックしたこと以外に手元に残るものがほとんど無いのが正直なところです。

ということで、本日はこの辺で。