小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

キャリア

窓際でお金を沢山稼ぐのは幸せなのか

最近Xをぼんやり見ていたところ、優秀らしい内定者のポストが流れてきた。総合商社に入社して、適当に仕事をして高給を食みつつ、あとは投資と副業にフルベットして生きていくらしい。結構なことである。 XやYoutubeは個人の関心に最適化しているというので…

アメリカの会社でBullshitでない仕事をするには

前職で働いている時に見聞きしたのが、「日本の会社は、順調なら40代以降にやりがいのある仕事が出来る」という説。それが待てないという若者達は、ベンチャー、コンサル、金融等、隣の青い芝に転職していきました。 では、「やりがいのある仕事」とは何なの…

英語面接、どうやって準備するか(社内異動編)

今日は、英語面接の準備について、自分が思うTipsを書いていきたいと思います。面接でよく使う英語表現については他に情報がありそうですし、自分自身は言葉選びよりも内容の方が大事と思うので、内容面にフォーカスした話をしていきます。「社内異動」と銘…

アメリカで働く中で組織の状況が悪いと、何が辛いのか

タイトルのまんまですが、今日は組織の状況が悪いことから生じる、辛い部分について書いていきます。率直に言って仕事で感じるストレスが日に日に増しており、言語化してカタルシスを得たいというのが主目的ですが、失敗は人の目に触れないように処理される…

2024年の目標

前回記事の対になる記事として、2024年の目標を書いていきます。今更ですが、このシリーズは誰が読んでいるのか(そもそも読んでいる人がいるのか)すら定かではないですが、自分にプレッシャーをかける為に今後も続けていきます。 1.Core Businessの主要機能…

2023年の振り返り

毎月やっているのと同じ形式ですが、2023年を振り返っていきたいと思います。 1.ペイメント業界のBusiness Analystとしてトップ1%の仕事をする →中央値:73点、標準偏差:10点。アメリカで働き始めて最初の一年としては、まずまずというところ。部門ヘッドや…

当面のキャリア・勉強計画

前回に続き内省・自分語り系の記事です。先日、2023年のパフォーマンスが上司から言い渡され、差し当たり無難な評価だったので仕事は失わず一安心。そしてすぐさま会社はThanksgivingのホリデーモードに突入。仕事がスローダウンする中で、来年に向けて何を…

職種の強さと昇進について

最近パキスタン人の同僚と仲良くなり、キャリアについて色々考えさせられることがあったので、備忘も兼ねてまとめておきます。彼はMBA卒直後から数年に渡り今の会社に勤務しており、とてもスマートかつ情報をシェアしてくれる、素晴らしい人物です(特に「情…

2023年の目標レビュー(9月)

9月分もやっていきます。起業関連の項目を今月より追加。 1.ペイメント業界のBusiness Analystとしてトップ1%の仕事をする →85点。Make moneyプロジェクトの最終報告+Next step の提案が無事終了。営業部局のDirector/Managerからも好評で、次のアクションに…

アメリカで学生をやった後、起業しようと思った時のビザのルート検討

何度かこちらのブログで触れたことがありますが、いずれは自分でビジネスをしたい、という野望があります。色んな起業家が事業立ち上げから現在に至るまでを語るHow I built thisというPodcastを最近ずっと聞いていることもあって、最近思考がそっち方面にい…

アメリカの職場で情弱にならないために有用な情報源

アメリカに限らず、悪いニュースやゴシップは万国共通。誰が飛ばされた、クビになった、このビジネスの先行きは暗い、なんて話の種は常にどこかに埋まっています。 私のチームのヘッドはNegativity is corporate cancerとよく言うのですが、日本と比べ、アメ…

2023年の目標レビュー(8月)

前回レビューが3週間前なので少し早い感もありますが、8月分もやっていきます。 1.ペイメント業界のBusiness Analystとしてトップ1%の仕事をする →80点。引き続き業務はそこそこ盛り上がっている。Make moneyプロジェクト第1段がそろそろ終わるので、今後に…

アメリカでクビになるということと、その処方箋

その日は突然にやって来た。Board memberがプレゼンする大きめの社内会議が催されていたある日のこと。チームの若者達は、偉い人が使うであろう言い回しでビンゴゲームを作って遊んだりしていた。 その後のチーム会議。数分経っても最若手のメンバーが入って…

個人に柔軟性を持たせる日本の会社、組織に柔軟性を持たせるアメリカの会社

最近、日本の会社で働く方から「日本で働くのと比べて、実際どう?」質問されたのですが、あんまりナイスな回答が出来ないということがありました。給与、労働時間、Job securityの違いみたいな明々白々としたところを攫うのみで、我ながらもう少し面白いこ…

日本の給与はなぜ低いのか

カナダ旅行中に色々調べていたら、イギリスのMBAを経てカナダに就職された方のブログを発見し、刺激的な記事が目に留まりました。 主張自体はどこかで目にしたことがあるものが多いと思いますが、自分と同じ海外現地就職組の視点で歯に衣きせずまとまってい…

働くという観点で、アメリカ比でのカナダの印象

Twitterには書いてますが、一昨日から2泊3日、トロントに旅行に来ています。国を跨ぐとはいえ飛行機で1時間半、DCから西海岸に行くよりも距離的には遥かに近いです。個人的には、MBA受験やコロナを跨いで、大変久々に新しい国を訪れたので雑感をまとめておき…

日本に戻るか、アメリカに残るか

今日は、アメリカのMBAを卒業した後、日本に帰るかアメリカに残るか、というテーマで書いていきます。このテーマ、結構色々考察されているものはあるのですが、整理されている様で整理されきっていない印象で、結論は「人に依る」になるとは思いつつ、どんな…

全てが日常に堕す人生をどう気分良く生きるか

いつも通りお気に入りのPodcastのHidden Brainを聴きながら家の近所をブラブラしていたところ、UC Riversideの教授の方が「このPodcastを聴いてる人は紛争地帯にいたり極度の貧困にあるわけでもないと思うが、だとすると、今より幸福度が大きく上がるとは思…

Week3

さて、入社から数えて3週間目が終わりました。この1週間振り返りシリーズは大きなイベント(めっちゃ激務になるとか、子供が出来るとか)が無い限り続けたいと思ってます。今更ながら決意表明として、自分を実態以上に書くのは控えたいと思ってます。大袈裟…

仕事について

私の仕事内容 正直自分の中でもどんな仕事をやるか、入社するまで見えてなかった部分が大きいのですが、1週間を終えて多少は解像度が上がってきたのでまとめておきます。言い訳をすると、私はBusiness Analystという、広い定義のJob descriptionの枠で採用さ…

Week 1 

Twitterにも投稿しましたが、無事今週勤務開始出来てました。Onboarding手続きに必要となるEADカード(労働許可証)が自宅に到着せず再申請中というステータスの為最後までヒヤヒヤしていましたが、無事代わりの書類でプロセスが完了、仕事を始められて一安…

書評+自分語り:So good they can't ignore you

先日こんなことを呟いたんですが、つくづく自分はArtisticな才能に恵まれなかったなと感じていることもあり、人とは違う情報ソースからインプットを続けていかないとな、みたいなことを最近漠然と考えています。 独創性ってものが「情報源の違い×感受性」と…