小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

仕事について

私の仕事内容

正直自分の中でもどんな仕事をやるか、入社するまで見えてなかった部分が大きいのですが、1週間を終えて多少は解像度が上がってきたのでまとめておきます。言い訳をすると、私はBusiness Analystという、広い定義のJob descriptionの枠で採用され、採用後に個別の事業部とマッチングというプロセスを経た為、具体的な仕事が分かりづらい状況でした。Matchingの時も、ビザ的にStart dateの締切が迫る仲、今の上司と話して良い人そうだしここで良いかと思って即決しただけで、あまり知識を持たずに入社しました(あと、入社前だとConfidentialityの観点からあまり情報を出してくれない)。

そんな中で何をやるんだろうなあとのんきに考えながら入社したわけですが、私が担当することになる業務を言語化すると、以下のようになるようです。

”特定のProductについて利用状況や顧客のBackground、競争環境等を分析。誰に、どのように、いくらで売っていくか等戦略を策定し、Sales team等他部局と連携しながら実行する”

Job descriptionを見て、StrategyなのかAnalyticsなのかMarketingなのかはっきりせずフワフワした状態で入社しましたが、私の担当でいくと、Biz Dev(事業開発)と言われる様なRoleに近いのかなと思います(アメリカでBiz Devやってる方、違うと思ったら教えて下さい!)。データ活用が強みの会社であることもあり、事業を定量的に分析する上で多少のAnalyticsのスキルが必須になる、といった形のようです。チームは小さいながらもPL責任を負う部隊で、会社のメイン事業ではないこれからの事業ですが、それだけに自分の意見が聞き入れやすい部分はあるのかな、と期待しています。このまま上がっていくとPL責任のある事業部長になるので、所謂General ManagementのPathなんだと思います。

自分とのFit、待遇面、環境等

過去記事でも書いたとおり、混迷を極めた就活でしたが、振り返ってみると運良く、自分の関心領域、また多少の経験分野との重なりがある場所に落ち着いたなという感じがします。もともと総合商社でCorporate financeの仕事をしていましたが、そのオペレーションは営業利益ではなく経常利益にインパクトがあるというどっちつかずの中、気持ちよく収益追求がしたいというギャップを感じたのが退職理由の一つだった為、小さな事業部のBiz Dev、というのは素直にワクワクする気持ちがあります。金融機関なので前職と業界面で多少の連続性がありますし、Kelloggで勉強したAnalyticsの経験も活きてくるはずです。長い目でみて、Fintechと呼ばれる、金融とテクノロジーの交差する様な領域で、新しい事業をPL責任を負って推進していく様な、そんなキャリアを目指していくのは面白いかなと考えています。

また、待遇面や仕事環境といった点でも現状とても満足しています。具体的に書くのは避けますが、学校のPost MBAの平均よりは正直良いですし、卒業間際に就活を始めた、英語もおぼつかない人間としては破格の待遇だと思います。円安も続く中、ドルで暫く稼げるのは資産形成の観点でも良いことなんでしょう。WLBが良い(皆9−17時半、ぐらいで働いている)、フレンドリーな企業文化、尊敬を集めるカリスマ創業者がまだトップとして残っている、社員の国籍面でのDiversityがある等々、他にもPositiveな点はいくつもあります。

仕事が本格化してくると苦労や失敗も尽きないでしょうし、パフォーマンスが上がらなければ身の振り方を考えていく必要も出てくると思うと気は休まりませんが、新しい人生、良いスタート地点に立てたなという感覚です。来週も頑張っていきたいと思います。

近所のららぽーとみたいな施設で回転寿司を楽しむ人々