小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

当面のキャリア・勉強計画

前回に続き内省・自分語り系の記事です。先日、2023年のパフォーマンスが上司から言い渡され、差し当たり無難な評価だったので仕事は失わず一安心。そしてすぐさま会社はThanksgivingのホリデーモードに突入。仕事がスローダウンする中で、来年に向けて何をしようかと考えていました。

社内転職活動

さて、今年の途中から薄々思っていたところではありますが、今の所属チームの役割、事業の状況、上司等諸々踏まえて自分にとってベストな環境ではないと感じており、可能であれば来年早々に異動出来れば、というのが今回のメインテーマです。その結論に至るまでの考えを整理していきつつ、具体的にどんなアクションを取るか、というのを書き残しておきます。

まず2点、チームの状況を指摘しておきます。

  1. プロダクト軸で浅く広い機能をカバーし、注力する機能が頻繁に移る
    今年の仕事を振り返ると、異動当初は既存ProductのパフォーマンスのReportingに始まり、営業支援施策の検討、現在は新規Productの検討と目まぐるしくカバー領域が移りました。その背景には、この事業が比較的若いノンコアビジネスであり、また経済のスローダウンに伴い成長が鈍化してきた、という点があります。ノンコア故にコア事業程の人的リソースが割かれずに機能(Pricingや営業支援、マーケ等々)毎のチーム形成ができない、また成長のテコ入れの為に組織体制が頻繁に変わっています。
  2. 上司の得意技も定まっていない
    入社以来一緒に働いている上司はソフトスキルに長けたリーダーシップに溢れる人ではあるのですが、今のRoleでの経験は長くなく、明確な得意分野がある、という方ではありません。チームの役割が頻繁に移る中、彼自身もキャッチアップから入り、その下で働くアナリストは初期検討的な分析をする時間が長くなっています。上手く分析が設計されないまま、最終的に彼の裁量で駆け足で最終プレゼンが作られ、ヌルっとプロジェクトが終わり実行が有耶無耶、ということが何度か繰り返されました。

上記は、今の会社での泳ぎ方を熟知してチーム外から案件を持ってくる+偉い人と話をつける、という動き方が出来る人だったり、既に得意分野が定まっている人であれば活躍できる可能性はあるかもしれませんが、アメリカでのキャリア駆け出しの自分にとってはベストではない、と感じているところです。若い事業で広いカバレッジ、というのは、得意領域を作りソフトスキルを高めてからの方が良いのではなかろうかと、暫く悶々としていました。あと本音としては、ビジネスの状況的にレイオフも心配されますし、良いアウトプットが出ていないとパフォーマンス評価にも不安があります

こうした諸々のモヤモヤするポイントを、国・業界・Role全て新しいことによる新鮮味で2023年はカバー出来たものの、来年も同じ状況だと辛い、と思い、社内異動を検討している次第です。ということで、以下をテーマとして社内転職活動をしようと思っています(Roleは変わらず、普通の異動ではあるのですが、異動先は自分で見つけてくる必要がある)。

  1. 機能軸で定義されたチーム(出来ればビジネス上の重要度が高い機能)
  2. ベストプラクティスが蓄積された、コアビジネス
  3. 自分のロールモデルとなりやすい上司(社内で複数のPromotionを経験、出来ればMBA卒のInternational)

上を初期仮説として、12月‐2月あたりまで、社内でNetworking・情報収集に励みたいと思います。20人ぐらいLinkedInや社内のSlackでアプローチして、空いているポジションあるかと、社内でのキャリア戦略等々聞いていくつもりです。会社のPortalに出ているポジションに応募することも考えましたが、良いポジションは概して知り合いベースで決まることが多いらしく、特に足元の経済状況からその傾向が強まっている様なので、止めました。

当面の勉強計画

ここまでの話と少し関連して、空いている時間は当面、以下の勉強/活動に投じていくつもりです。

  1. Social Skillの改善(Introvertっぽいタイトルだ)
    今年はアメリカ初年度ということでまずは個人として十分なOutputを出すことに主眼を置いていましたが、社内で人間関係を構築する能力について伸ばしていく必要を感じています。人事評価のプロセス自体に上司以外の「評判・印象」が大きな影響を及ぼすという点もそうですが、チーム外のどの組織が何をやっているか、ビジネスの状況はどうか等、人に聞かないととれない情報は沢山あるので、もう少しSocializationが上手くならないと長くアメリカのビジネスサイドで生きていくのは辛いだろうと感じます。
    状況ごとの振る舞い方、話すトピック等、自分の中での型が出来ればもう少し楽になる気がするので、暫くは移動中や寝る前の1時間ぐらい、読書にあてるつもりです。

    まあ本読んでも得意にはならないでしょうが、自分なりの型を持った上で実践を繰り返す中で、70点ぐらい取れるようになることが当面の目標です。その他、Social eventの参加回数をKPIとして毎月状況を確認するつもりです。

  2. 英語本の出版計画
    夕食後〜読書までの時間は、英語本の出版企画に充てるつもりです。最近は妻と色々出歩いたり、奨学金関連のワークしたりで時間を使えていないですが。。

  3. 不動産関連の読書
    2024年の目標の一つとして不動産購入を考えているので、それを見据えて何冊か関連書籍を購入したところですが、こちらも進捗が出ていません。。異動と1,2が一段落したら、時間使えたらいいな、と思います。

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