小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

海外で働く移民に関するサイトを作る計画

4月から取り組んでいた、「在米日本人インタビュー」ですが、思いの外多くの協力者の方が出てきてくださり、順調に企画として立ち上がっています。このブログを見てくださる方も急に増えており、アメリカで働く実態についての情報の少なさ、関心の強さが窺えます。

当初より、「5人インタビュー完了したらホームページを立ち上げる」と宣言していたので、その動機と今後の動き方についてこちらに整理しておきます。

(過去のインタビューはこちら)

動機①:趣味として、頑張っている人の人生について聞くのが好き

本企画の動機の一番大きな部分は、純粋に趣味として整理しています。自分は「私の履歴書」や”How I built this”といった自伝の類が昔から好きで、難しい環境を人がどう打開するか、そこから得られる人生観等、何時間でも聞いていられます。中でも、現地で働く移民は文化・言語・差別といった大きな障壁に必ずといって良い程立ち向かっており、大好きなテーマの一つです。過去1年ぐらい、ジャマイカ人の女性が運営しているThe immigrant experience in AmericaというPodcastを聴いているのですが、この日本版があっても良いのでは、と常々思っていました。

The Immigrant Experience in America

The Immigrant Experience in America

  • Simone W. Johnson Smith
  • Education
  • USD 0
動機②:ネットワーキング

動機の2つ目は自分の実利的な部分で、サイトを抱えてインタビューをしていると、色んな面白い人に知り合える・キャッチアップの良い口実になると思っています。実際に、Xでインタビューを募集していたところ、しばらく話していなかった友人が何人もコンタクトしてきてくれて、久しぶりに沢山話せてとても楽しい時間を過ごせました。ただキャッチアップするだけに留まらず、パーソナルな話含めて、聞いたことが無い側面について話すのは、Bondingというか、感情面での繋がりを強くする様な効果があると感じます。

今後、募集のチャネルを広げる中で、過去の友人だけでなく、自分とはあまり接点が無い業種の人とも知り合えたら良いな、と思います。

動機③:日本の人が海外で仕事をする助けになる

昨今、円安が進む中で日本のメディアでも海外で働く日本人が取り上げられるようになっているみたいですが、正直サンプルが偏っているのでは?と思わざるを得ません。例えば、現地で学位を取得する→現地で仕事を得る、というPathは(楽とは言いませんが)多くの人に当てはまる話ですが、それよりも一部の自営業やブルーカラーの仕事に焦点が当たりすぎていると感じます。その仕事に就く方を批判するものでは無いことは強調したいですが、例えば日本の大学生や大企業サラリーマンの内、どれだけが自分事として報道されている内容を捉えるのだろうか、と疑問に思います。

そんな中で、大企業やスタートアップ、様々な職種、雇用形態で働く日本人の生の声が集まるサイトがあれば、多くの人にとって有益だろう、と考えています。

今後の対応方針

同種のサイトを運営している方からも話を聞きつつ、海外で働く日本人の情報が集まるサイトを立ち上げたいと思います。手弁当になるのでコスト面・労力面等で現実的なやり方を検討した上で、サイトが出来たらFBやX等、もう少し幅広く運営者・インタビューを受けてくれる方を募集していくつもりです。