小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

2023年の目標レビュー(8月)

前回レビューが3週間前なので少し早い感もありますが、8月分もやっていきます。

1.ペイメント業界のBusiness Analystとしてトップ1%の仕事をする

→80点。引き続き業務はそこそこ盛り上がっている。Make moneyプロジェクト第1段がそろそろ終わるので、今後に繋げられるようにフォローアップしていきたい。

最近営業組織関連の議論に入ることが多い。結局売上を上げる時のレバーは大抵①マーケティング含めた広義の営業活動を改善する②プロダクトを良くするの2つなので、まずは①について詳しくなるべきでは、と最近思っている。営業組織に関する本を読み始めたばかりだが、日本との違いは、①USでは営業プロセス毎に分業を行う、②各部門が計測可能なKPIを持つといった、所謂「営業を科学する」という分野が進んでいる印象を受けた。セールスフォースの人が書いた本、日本企業で営業を科学してそうなキーエンス関連の本等5−10冊ぐらい読んでみて、以下あたりの論点について自分の意見を持っておきたい。

  • 分業による営業のメリット・デメリット
  • 営業活動のプロセスをどの様に分解するか
  • 各プロセスのKPIとして妥当なものは何か
  • 日米での組織の違いは何か

中間レビューを終えて周囲の状況を見ていて、パフォーマンス事由でクビになる事例が幾つか観測されている。それも、目立った問題児という感じではない人たちが。上司から悪いフィードバックを受けたことも無いのに、突然クビを言い渡された、というHorror storyもBlindに出ていた。Job securityについてBig Techやプロファーム程心配する必要は無いかなと思い入社したものの、どうやら当社は定期的にローパフォーマーを切る会社としてDCエリアでは有名だったらしい(サウナで社外の人と談笑していて、君のところは人を結構切ってるね、とよく言われる)。そして、切られる人の割合は外部・内部の環境に応じて流動的だが、現在その比率が高まっている模様。そこで、「最速でクビになる場合のタイムライン」(不吉な名前だ)を作ったところ、悪いシナリオでも向こう半年〜1年程度は給料が保証されている模様なので、クビが見えてから全力で転職活動すれば恐らくなんとかなるかな、、という気がしている。

ちょっと脱線するが、このような不確実性からは今後も逃れられないし、逃れる必要も無い様に思う。日本の多くの人が「安定」という時に給与のボラティリティの低さ、1年後も今より少し多い給与が得られることをイメージしていると思う。が、自分が大事に思うのは、寧ろ給与の「下限」を決めることで、下限が決まっているならばボラティリティが高い方が良いんじゃないか、という立場をとっている。日本国民全員に与えられる下限は生活保護になるが、多くの人にとっては、職業人として得たスキルで雇ってもらえる場合の収入が下限となる。自分の場合は妻が働いているので、妻の収入+自分が今の職場でクビになった場合でも雇ってもらえるであろう給料が「下限」となる。下限が決まっている場合に、ボラティリティが高い程、即ち上手く行った場合のアップサイドが大きい程メリットが大きい、というのは、デリバの価格を計算する時に使うブラック・ショールズが示唆するのと同じなんじゃないかと。

ということで、まずはクビになること無きようにアウトプットを沢山出して評価を勝ち取ることを前提としつつも、クビになったって自分の人生大丈夫だろうと、ある種の楽観論を胸に頑張っていこうと思う。

2.DCで家族で生活する基盤を築く

→50点。妻の渡航が8月予定だったのだが、ビザ関連でひと悶着あり、結局数ヶ月後ろ倒しになることに。やはり一筋縄ではいかない。彼女が来る前にはなるけど、9月中により大きい家に引っ越す必要があるので、着々と進めたい。

3.地元の高校生を対象とした奨学金を設立する

→80点。そろそろ派遣していた高校生が帰国したところなので、今度最終発表をしてもらう予定。それとは別で、プライベートで会った文科省の方と話していたら、彼が奨学金関連のプロジェクトに向けて動いている様で、何か連携できるかもしれない。また、Booth MBA卒の友人とキャッチアップしていたところ彼も留学奨学金について情熱があるようで、向こう10年ぐらいでしこたまお金を稼いだら取り組みたいと思っている模様。

地元の高校生に対して個人で100万円を出すという小さな話だったが、それをきっかけに新しい世界が広がりつつある感じがあり、来年以降も継続していきたいと思っている。あともう一周ぐらいは今の形式で回してみて、再来年以降は周りからお金を募ったり、大きくしていきたいなー。

4.筋トレを継続し、体重72キロ、体脂肪率12%を達成する

→85点。増量モードを継続し、3週間前比で76キロ→78キロと2キロ増量。ラグビー部の大学生みたいな食生活をしている。腹筋をずっと放置してたけど、腹筋割れてないと筋トレしてる感薄いかなと思い、メニューに追加した。ベンチプレスも100キロを突破し、一つのマイルストーンを超えた感。ジムのサウナで久々に会った人に、You've got ridiculously biggerと言われて嬉しかった。

今回の増量で幾つかTakeawayあり、以下に簡単にメモ。

  • 市販の体重計に表示される体脂肪率をKPIにしない
    市販体重計の体脂肪率の測定精度は低く、Inbodyで16%でも、市販体重計では24%とか出たりする。今はOmronのカラダスキャンを使っているが、基本的に体重増加に連動して体脂肪率も増減、かつ高めに表示される印象で、体脂肪率をKPIにしてしまうとデブになったと思って増量し切れていなかった。今後は、扱う重量が伸びて見た感じで筋肉が増えている限りは増量、という整理にする。
  • Progressive Overloadに拘る(特に重量)
    扱う負荷を増やすことで筋肉が増えるというのは分かっていたけど、今回は特に重量にこだわるようにして、成果に繋がっている気がする。8−12回でセットを組める重さがよく推奨されているけど、4−5回いけそうなら重量を上げるようにした。
  • 種目を増やしてしっかり追い込む
    少ない種目でしっかりやるという人もいるけど、自分の場合一部位最低4−5種目はやって、色んな刺激を与えた方が効果ある様に思う。
  • 炭水化物もしっかり摂る
    タンパク質が筋トレではよく言及されるので、今までタンパク質の摂取量を体重*2gにすることばかり気にして、炭水化物が疎かになっていた。白米等炭水化物をガンガン摂るようにして、体が大きくなりやすくなったと思う。
5.主要メディアに記事掲載

→60点。特に動きなしだが、高校時代の友人が奨学金の話を、地元のラジオ局の人と話してくれたらしい。今後奨学金周りで何かメディアに露出できることがあれば良いな、とも思う。奨学金で一番理想なのは、「本来行くつもりがなかったし経済的にも行くことが難しかったが、奨学金のお陰で教育を受けられた」というパターン。スラムダンク奨学金とかはこの事例にすっぽりはまる印象だが、世の中に数多ある奨学金の99%は、そもそも行くつもりだった比較的恵まれている人が、経済負担を減らすために奨学金を受けた、というパターン(それでも意義はあると思うけど)。最初のパターンを増やそうと思うと認知度を上げる必要があるので、メディアに出る意義はあるかと思う。

あと、自分が出たわけではないものの、シンガポールにいた時に読んでいたStraits Timesにサウナ総研がコメントを出すということがあり、個人的にはテンションが上がった。

Straits Times
6.ワシントンDCでコミュニティを広げる

→95点。DC近郊のSJAという組織が日本に興味のある人を対象にイベントを企画しており参加したところ、こちらがとても良かった。日本人関連の集まりは駐在員中心、非日本語話者や現地採用系が参加しづらい雰囲気が正直あるのだが、こちらは逆に駐在員以外が中心。ここで、隣のアパートに住んでいる、現在は某日系Tech企業に勤める日米ハーフの人と意気投合し、今後良い友だちになりそう。他にも、現地就職を目指すDC近辺の大学院生等もおり、良いコミュニティだなと思った。

SJA (Study Japanese in Arlington) Events | Eventbrite


7.新しい国1カ国+新しい州3州訪問+国立公園1箇所訪問

→0点。8月は特に動きなし。そういえばNY出張があり、久々にアムトラックに乗るということはあった。

8.過去からの大切な友人と最低1度はキャッチアップ

→70点。KelloggのClass of '23の日本人が二人卒業後DCエリアに来ることになり、うち一人は既に来ているということで今月は休日ご一緒させてもらった。NY出張時に、記事がバズってすっかり有名人になられた山口さんとキャッチアップした。相変わらずパワフルに新しいことに挑戦されているみたいで、良い刺激を頂いた。

9.姿勢改善

→0点。

10.毎週1冊以上本を読む

→60点。最近ペースが落ちたので、この記事を契機に切り替えたい。営業組織関連の本を読むのと、英語表現系の本を最近読み返し始めた。

11.家庭円満

→80点。引き続き仲は良い。妻の渡航はもうあと数ヶ月、となったけども。

12.英語

→80点。引き続き緩やかに成長している気はする。妻が来たら彼女とアメリカで会話する時の言語は英語にする予定なので、それでまた一段レベルアップできるんじゃないか、と期待。

9月の楽しみなイベント

Labor Dayで三連休となるが、特に予定は入れていない。Kelloggの後輩からApple Pickingの季節なので行きましょうとの話が来ていたので、それは地味に楽しみにしている。

8月はLittle League World Seriesが開催されており、日本の野球少年が頑張っていた。来年行けたらいいな