小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

2023年の目標レビュー(7月)

7月半ばに日本に一時帰国していたのですが、先週は時差ボケに苦しみ、目標レビューが1週間遅れてしまいました。もう8月ですね。どうでも良いですが、時差ボケは今回は結構気をつけてた(メラトニン飲む、半徹夜でアメリカ時間の夜を迎える、等)んですが、結局1週間弱体調不良が続きました。時差ボケも移民生活の一部として受け入れるしかないのかもですが、アイデアある方いれば教えて頂けると助かります。とりあえず次回は、1)起床直後に15分程度朝日を浴びる 2)Henisyncなる音源を寝る際に聞く、の2点をトライしてみるつもりです。

1.ペイメント業界のBusiness Analystとしてトップ1%の仕事をする

→80点。MBA行く前からずっとMake moneyの仕事をしたい、即ち会社のPLへのインパクトが直接的な仕事をしたいと話していたが、7月から初めてMake money系のプロジェクトの承認が下り、走り出した。自分がリストアップしたターゲット顧客リストに基づき、営業の人達が全米で商品を売りまくっている。自分の部署からしてもBig projectという訳ではないのだが、実際のセールス結果等を集計していると一定の高揚感がある。ここ数ヶ月、同僚と話す時に「営業やProduct Managerと違って自分達の仕事なんてExecutionに至らなければ何の意味も無いんだから、Executionに至らないならクビにした方が良い」とグチグチ話すことも多かったが、漸く一歩前進の感がある。戦略、企画系の仕事は一度実行まで至れば、沢山の人が動いてくれて、アメリカっぽく言うとレバレッジが効く仕事なのは良いと改めて感じた。

そういえば7月は自分の仕事ぶりに対する中間レビューがあり、3段階評価の真ん中、有り体に言うと可もなく不可もなく、というところだった。上司としては真ん中の中では上の方、という整理にしてより重要な期末評価に繋げようとしてくれたらしいが、昨今評価が渋めなこともあり、難しかったと謝られた(真ん中の中の真ん中だ、と告げられた)。アメリカで新業界、新ロールで働き始めて1年目、周囲でクビや不本意な異動も観測される、そして経済状況もBelow average、という辺りを踏まえると、まあぼちぼち良くやってる、ぐらいの自己評価をしている。とはいえ客観的上司や自分のPeerと比較して、早期に出世出来るイメージも湧かないので、日々頑張らないとな、とは思う。中間評価で言い渡された下半期の努力ポイントは、1)仕事のオーナーシップを上げ、勝手に動いて事後報告で良い仕事してくれる場面を増やせ 2)複数ステークホルダーを巻き込みつつ成果を上げろ、の2点に集約されるので、その良い機会たるMake moneyセールスプロジェクトでは頑張りたい。

そういえば、ペイメント企業を分析すると言い放ってから暫く筆が止まってしまっている。中長期で本業とシナジーが出て、ボディブローの様に効いてくる系の活動だと思うので、時間を作ってやりたい。Visa/Mastercardの規約を読む、という如何にも退屈そう、だけどペイメントの根幹に関わるという重要作業があるので、先ずはそれをテーマにブログに書きたい。

その他のポイントで、最近職場での人付き合いが悪い、話す時にAwkwardになる人が増えているのでなんとかした方が良いという問題意識はあるものの、キャパが足りていないので後回しとする。

2.DCで家族で生活する基盤を築く

→90点。妻の渡航が迫っており、自分は大したことはしていないが、彼女は着々と準備を進めている様子。彼女が来たら今の家は手狭になるので、賃貸期間が終わるタイミングを見計らって引っ越す予定。ともあれ、アメリカで2人で暮らせるのは大変に楽しみである。

あと、生活基盤の根底にあるのでこのセクションで書くが、H1Bビザの第2回抽選が実施されたものの、また非当選という結果に終わった。辛い。第2回抽選が実施されかなりの数の当選者が出たみたいなので、それ自体はポジティブに捉えている。移民当局から、不正を働く輩に対処するという姿勢が示されているので、来年以降は多少当選率に改善があると、期待したい。こんなところで愚痴っても仕方ないものの、インドでは個人の利得の為に仕組みをハック、その結果全体として効用が下がるという不合理が多々見受けられるが、それをアメリカに持ち込まないでくれ、というのが正直な心境。現状会社に不満はないものの、少なくともH1Bが取れないと転職もし辛いと感じており、その意味でもビザは悩ましい問題である。

3.地元の高校生を対象とした奨学金を設立する

→80点。支援対象の高校生に向けて壮行会を実施。「普通の奨学金は、大金持ち/企業がやってるか、国や自治体がやってるかだが、この奨学金は違う。サラリーマンが給料から手金で賄って選考も全て自分でやってる活動で、俺は君達の人生を本当に変えたいと思っている」という趣旨の話をした。高校生がどう受け止めたのかは謎だけど。

奨学生に向けて自分だからこそ出来る活動として、MBA界隈で活躍しているアラサーぐらいの社会人と話してもらう活動を企画し始めた。普通に高校生やっていて、将来像を描くのも材料がないと難しいはずなので、良い刺激になれば、と思っている。

4.筋トレを継続し、体重72キロ、体脂肪率12%を達成する

→85点。1ヶ月で73kg→76kgに増量。トレーニングの重量も上がっているので、良い感じ。扱う重量が増え続ける限りは体重を増やし続ける、という方針は継続。去年一番体重少ない時には63キロぐらいまで減らしたと思うので、13キロも増えたことにより、服のサイズも変わった気がする。

5.主要メディアに記事掲載

→0点。特に動きなし。

6.ワシントンDCでコミュニティを広げる

→0点。スケジュール見返したけど、7月は全く広がってなかった。旅行ばっかりしてたので仕方ない。

7.新しい国1カ国+新しい州3州訪問+国立公園1箇所訪問

→80点。昔キャンパスビジットで訪れたので厳密には新しい州/都市ではないが、初めてまともにボストンの街を観光。歴史ある綺麗な街並み、産業がある、治安が比較的良い、電車が便利。そして何より日本人を唸らせる二郎系ラーメンとうどん店がある。あとサウナもある。3日観光しただけだが、東海岸で最も住みたい街かもしれない。コストとの兼ね合いで、DCと良い勝負(DCの方が多少安い印象)。

8.過去からの大切な友人と最低1度はキャッチアップ

→100点。7月はキャッチアップにベストを尽くしたというか、そればっかやっていた。大学同期とボストン観光、日本では出張の如く昼夜予定を詰めて人と会っていた。

アラサーになり感じているが、今後恐らく、友達と会うのは年々難しくなり、疎遠となる人も増える予感がする。各々の人生を生きていて価値観もプライオリティも変化するからやむを得ないのだけど。とはいえ、昔の友達からこそ、仕事関係とは違う新しい視点を得られたりするし、損得抜きで楽しいし。疎遠増加の傾向は今後の人生で止まることはないだろうし、だからこそ家族を大事にしないとな、とも思う。

9.姿勢改善

→0点。むしろ目標設定が悪かったのでは?と思う。

10.毎週1冊以上本を読む

→90点。帰国に際して移動が多かったので、結構読書出来た。ヘッジファンドインターンしてた時の上司に薦めてもらった、Chip warとWorld for saleという本はとても良かった。もっと本読まないとな。

11.家庭円満

→90点。日本で一緒に過ごせてよかった。

12.英語

→85点。アメリカに戻ってきて早々、複数プロジェクトが加熱しつつあり、人と話す時間が増えた。それに伴い、英語もちょっと上手くなった気がする。最近ミーティングで内容聞き逃すこともかなり減った様に思うし。とか言ってると、さっき予約の電話をする時に何度も聞き返されてしまったのであるが。

月の楽しみなイベント

8月は何をおいても妻の渡航を心待ちにしている。自分ができることは少ないが、手続き面も色々残っているので、まずは予定通りアメリカに来れることを祈りたい。

駅から空港を激写。こうして見るととても格好良い。