小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

インドで遭遇したカルチャーショック集

学期初めということもあり、久々に同級生と会ったときの会話は"How was India?"から始まることが多いです。が、あんまり気の利いた話が出来てないので、記憶が薄れる前にインドで遭遇したカルチャーショックの数々をまとめておこうと思います(汚い話も多くてすみません)。

愛用していた箸がハウスキーパーに捨てられる

インドの中流階級以上の家庭は基本的にHousekeeperを雇っていると言いますが、ISBだと学生寮でさえHousekeeperが毎日やってきては、掃除をしてくれます。最初寮にチェックインした時、流し台に使った食器が放置されておりギョッとしたのですが、事情を知ってすぐに私も使い終わった食器、箸はそのままにしておく癖がつきました。

ところが、Housekeeperが洗ってくれた食器を見ると、箸だけが無くなっていることにある時に気がつきました。オイオイと思ってルームメイトに相談して二人で考えたところ、恐らくHousekeeperは日本人が箸とかいう木の棒で食事をとっていることを知らず、ゴミだと思って捨てているのだろう、という結論に辿りつきました。彼らはインド人ですが英語は話さず、基本的にローカルの世界だけで完結しているので、東アジア人が食事をするところを今まで見たこともない、ということにそこで初めて気づきました。

その後、Housekeeperに会った際に身振り手振りで私はこの棒で飯を食べている、と伝えて、それからは箸が捨てられることはなくなりました。

洗面台にあったバケツを湯煎に使ったところ、●●●用のバケツと判明

ハンピ・バンガロールの旅行から戻った際、Omicron真っ只中だったためExecutive Housingという学校内の施設(ホテル的な建物)でQuarantineをすることとなりました。建前上は外出は完全禁止なのですが、そうなると学校の食堂 = インド飯を5日間ぶっ通しで食べることとなる為、内緒でFood deliveryを使ってました。

ある日、残り物となったバターチキンカレーを再加熱して食べたいと思って施設内のフロントと電話したところ、Quarantine中の身である為レンジを使うことは出来ないとの回答。仕方ないと部屋であるもので代用しようとしたところ、T-falと、洗面台の近くに大きなバケツを発見したので、沸騰したお湯でカレーを温めて食べて事なきを得ました。

その時はそれで良かったのですが、後でそれにしてもなんでバケツが洗面台に?と思って検索してみたら真相を知り、愕然とした、という次第です。

電車のトイレ

またトイレ関係ですが、ハンピに向かう電車のトイレが、文字通り穴が空いてて線路が見えるのみだったと一緒に旅行していた友人から聞いて、衝撃を受けました。

食中毒が学校で発生するも特に何の騒ぎにもならず

幸い私は直接被害を受けなかったのですが、ISBの学生食堂内のドーサ(パリパリしたクレープの様な食べ物)で食中毒が発生し、食べた学生達が寝込んでいるとの話を聞きました。驚いたことに食堂が全く何もなかったかのように営業して、且つ食中毒の話は一切学校側から説明無しでした。