小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

秋学期の履修予定

春学期の授業感想を書いてから1ミリもブログ更新していなかったのですが、日本に帰り4つのインターンと色んなPersonal Obiligationを駆け抜けていて、あんまり精神的肉体的に落ち着く間の無い日々を過ごしておりました。日系大企業しか経験の無い人間にとって、複数のプロフェッショナルファームやスタートアップで仕事は刺激的で、平たく言うと自己理解が深まる経験でした。夏休みを終えてみて、自分の好き/嫌いや得意/不得意がトライアンドエラーを通じてクリアになった様に感じます。

就活周りはあんまり細かく書くと思わぬ火事をどこかで起こしかねない気もするので深入りしませんが、MBAにご関心のある読者の方や、在校生の方等、ご興味あればコンタクト頂ければお話できると思います。

さて、今学期も履修予定と何を学びたいかという点について、まとめていきたいと思います。自分の中でテーマとして持っているのは、データ分析でビジネス課題を解決するという点で、この辺はインターンを通じて自分が深入りしてみたい、との思いを強くした領域です。マーケティングや事業開発のどの様な場面で、どんな分析を使えば意思決定の精度を高められるかという点について勘所を掴みたいと思い、履修科目を決めていきました。

Digital Marketing Implementation and Strategy

所謂「webマーケ」の授業で、フレームワークを学んだらGoogleアドセンスFacebookで実際に広告運用をしてみる、という授業です。ゲストスピーカーとしてSEOに詳しい専門家や、スタートアップでCMOとして広告運用をしている方からも話を聞いて理解を深め、企業でWebマーケ担当としてすぐ動ける様なスキルセットを身につけることを目指している様です。

Customer Analytics and AI

Kelloggの看板授業の一つ。焦点は顧客のターゲティングで、定量/定性分析を通じて、どんな顧客を狙うべきか?という問いに答えを出す手法を学んでいきます。授業名に「AI」とある通り、Newral NetworkやMachine learning等今人気のAI関連の手法を学べるとのことで、雰囲気でPythonでコードだけコピペして使っている身として、背景理解を深めるチャンスかなとも思っています。あとは、クラスはRで開講される様なので、記述統計の分野でPythonより使い勝手が良さそうに思われるRに慣れ親しめたら良いな、とも思います。

Marketing Research and Analytics

これもかなり実践的な授業で、コンジョイント分析やクラスター分析等一通りのマーケティングの分析手法と分析ツール(R)を学んだら、実際のクライアントの為に分析とコンサルテーションをしましょう、という授業です。私が担当するクライアントは未定ですが、Kelloggの先輩で過去履修された方は、カード会社のマスターカードをクライアントとしていて、かなり学びが多かった様です。

マーケティング手法と分析ツールだけでなく、アンケートの設計方法についても講義があるようで、個人的には楽しみにしています。これまでデータ分析という時に、Googleでデータセットを探してくる、またはWebからスクレイピングで拾ってくるという2つしか出来なかったところ、アンケートを上手く使えれば欲しいデータを自分で作ることが出来るようになるので、結構汎用性高いスキルが得られるんじゃないかと期待しているところです。

Presentation Fundamentals

上3つとはかなり毛色が異なる授業で、ひたすら公衆の面前でプレゼンテーション→録画→批評を繰り返して、プレゼン技術の向上を目指す、という授業です。英語面でも厳しい上にそもそもプレゼン自体もアメリカ人やインド人には敵わない、と留学中は感じるばかりですが、上手なプレゼンのエッセンスを学び、場数を踏む中で少しでも伸ばしていければ、と思っています。

 

上記クラスに加えて、Independent Studyでサウナに関連するリサーチでも単位を取るつもりです。インターンも経て自分の注力領域がなんとなく定まってきている+入学以来初めて履修全科目が対面授業とのことで、非常に楽しみです。