小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

アメリカでの銀行口座の選び方【SoFi】

ちょっと時間が空きましたが、久々の投稿はお役立ち系記事です。自分自身なんとなく調べ始めただけだったのですが、直近のインフレ・利上げ局面の中でアメリカの銀行金利は銀行間で最大4%(2023年1月時点)の差があり、今お金を0%近傍で寝かせてしまってる私の様な人には、緊急性の高い問題であると気づきました。ちょっとググってもあんまり良い日本語情報が無いので、ざっと私が英語情報を調べた内容を、整理して記事にしておきます。

なんで今、銀行口座をきちんと選ばないとヤバいのか

脳死でニュースを見てたので特にアクションを起こしてませんでしたが、世界中がインフレで阿鼻叫喚の様相の中、ここアメリカもインフレの波が吹き荒れています。直近6.5%まで下がってきていますが、単純に考えて6.5%で自分のお金を運用できていなければ、購買力は目減りしています。

そんな中、インフレを抑える為にアメリカの中央銀行FRB)は金利を上げまくっており、1年前は0%近傍だったFederal funds rateが、4.5%まで上昇してきています。

銀行が、銀行間市場の金利上昇をそのまま預金者が受け取れる金利に転嫁してくれれば良いのですが、気前よく金利を引き上げて預金を獲得しようとする銀行、金利を簡単に引き上げず、預金者からただ同然の金利でお金を調達する銀行等対応は様々なのが実態。預金金利を引き上げている銀行は4%超えの金利をオファーする一方、巨大銀行の当座預金で寝かせている金利は引き続き0%で、即ちマネーリテラシーの差が4%という金利差に跳ね返り、豊かさにダイレクトに効いてくる金融環境になっている状況です。

どうやって銀行口座を選べば良いのか

さて、アメリカで銀行口座をどう選ぶべきか。まずは口座を開こうとしている銀行が、FDIC(Federal Deposit Insurance Corp=アメリカの預金保険)によって保護されているかを確認しましょう。

FDICによって保護されているならば、一行あたり25万ドルまではアメリカ政府による保護の対象となり、複数行に分散させればx倍の預金をアメリカ政府リスクで保有することができます。対象となる資産の詳細は上記リンクをご確認頂ければと思いますが、Checking accountやSaving Account等預金性の商品は基本的に保護の対象で、リスクの高い有価証券はカバーされない、というのがざっくりとした理解です。

FDICによって保護されていることが分かれば、とっているリスクは基本的に同じ。あとはリターン(収入 - 費用)が多くなる口座を選びましょう。

収入サイド

  • 金利(APY):足元、最高4%超
  • 加入時/最初のDirect Deposit時のボーナス:銀行によっては、口座を開いたり、最初のDirect Deposit(会社からの預金)のタイミングで100−300ドル程度をボーナスとしてオファーしています

費用サイド

  • 口座維持手数料(Monthly fee):最低残高を維持していないと手数料を徴収してくるケースも多いので、確認しましょう
  • ATM利用手数料(国内・海外)
  • 当座貸越のコスト
自分が選んだ口座:SoFi

ざっと上記整理した上で、先程SoFiという会社の口座を開設しました。FDICのメンバー、3.75%の高い金利、Direct Depositを行えば250ドルのボーナスが出る、Monthly fee/OD feeなく、Fee無しのATMのネットワークも強いと、上の基準に照らして好条件に思えたのが選んだ理由です。

https://www.sofi.com/banking/savings-account/

使い始めて気づいたこと等あれば、ブログにも書こうと思います。今日は以上で。