小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

2023年の目標

前記事で2022年を振り返りましたが、今回はその対となる記事として、2023年の目標を書いておこうと思います。

1.質・量共に優れたアウトプットを出し、仕事で良い評価を得る

何をおいてもまずは仕事ですね。この先少なくとも10年ぐらいはアメリカで働きたいと考えており、仕事でパフォーマンスを上げるのは、攻守両面で意味があると整理しています。

【守:Job securityの観点】

GC/米国籍を持たずにアメリカで生活する人間として、雇用を保つことは収入以上の意味があり、この国に滞在する為の必要条件です。雇用を失うリスクは大別すると①パフォーマンスが低いことに依るFire(従業員に原因)  ②事業見直しに伴うLayoff(雇用主に原因)があります。

Being Laid Off vs. Getting Fired - Learn About the Differences

今の勤め先では、下位1割弱はクビを意識する必要がある模様なので、①のFireを避ける上でパフォーマンスを出していく必要があります。②のLayoffは時として避けられないものですが、Layoff後に面接で堂々と自分の仕事人としての価値を語り、速やかに職を得る為にはやはり仕事で結果を出しておく必要があると考えます。特に、ビザの関係上時間の制約が存在(F1 OPT STEM Extension後で60日少々、H1Bだと60日以内に仕事を見つける必要あり)する為、自分の労働市場での価値は常に意識しながら仕事をしなければならない状況です。

【攻:キャリア戦略上の観点】

仕事でパフォーマンスを出し、部下を持ったり面白い仕事の機会を得るのは、自分の主体的なキャリア形成の観点からも意義があると考えています。仮に将来的に日本に戻ることになったとしても、現在のキャリアの延長線上で上手くキャリアを積めれば、以下の様に差別化された人材になると期待しています。

  • 細かいニュアンスまで理解した上で英語で仕事が出来る
  • フィンテック領域で、日本では一般的ではない技術やビジネスモデルを理解
  • 米国Tech企業の、合理的・科学的な意思決定や組織制度の設計、Inclusiveな企業文化の醸成の仕方を理解

上記を踏まえて、自分で事業をやるのか、または外資系企業のアジア拠点でポジションを得るか等は未だ分かりませんが、食い扶持に困ることにはならない、と期待しています。

2.DCで家族で生活する基盤を築く

今現在、単身でワシントンDCで生活している状況ですが、2023年は家族で生活する基盤を作っていきたいです。妻がこちらに渡航するにあたり、可能な限りのサポートを提供し、新生活を始めるにあたっての気苦労をできるだけ少なく出来れば、と思います。

3.地元の高校生を対象とした奨学金を設立する

Twitterで少し呟きましたが、自分の出身県の高校生を対象に、個人で奨学金をつくることを検討しています(金額は本当に細やかですが)。まだまだ初期段階で実現可能性も未知数ですが、形になってきたらこちらのブログにまとめようと思います。

少しだけ背景を書いておくと、自分の人生を振り返り、日本の若い人たちに早い段階でどんどん世界を見て欲しいと願っています。日本で生きていくのか海外で生きるのかは個々人が決めれば良いと思いますが、何れにせよ日本という国を他国との比較の中から再考したり、海外のJob型のキャリア観に触れることは、プラスが大きいはずです。その一方で、海外に早く出るのは運ゲー感が強いのが実情で、両親の経済力や、周囲の環境に相当に依存しています。私の地元についても、東京で難関中高一貫校に通う中高生とは埋め難いリソースの格差がある中で、高校生が海外に出る後押しを少しでも後押し出来れば、と思い奨学金を考えた次第です。

上記だけ書くとあまりに綺麗過ぎる理由なので自分にとっての意義というかメリットを書いておくと、若者を支援するというのは、古今東西で愛されてきた娯楽なんだと整理しています。私は、母親からよく「子育ては道楽」と聞かされて育ってきました。当時は「道楽とはなんだ」と憤慨したものですが、今なら彼女の言わんとしていたことがよく分かります。人を育てるのには大変なお金と手間がかかり、経済的なリターンを超越した楽しみを感じながらやっていくものであり、それが「道楽」という言葉に集約されているんだと思います。

私にとってもこの奨学金企画はある種の道楽であり、才能と夢に溢れた若い世代と繋がり、息の長い付き合いをしていけるのであれば、きっと楽しいだろうな、とワクワクしてます。

と、ここまで書いておいて実現できないと恥ずかしいですが、少なくとも簡単に飽きて投げ出さないようにしたいと思います。

4.筋トレを継続し、体重72キロ、体脂肪率12%を達成する

職探しをしていた時にストレス軽減を目して本格的に始めた筋トレですが、2023年も継続していきたいです。12%に大した意味は無いですが、ググって発見した以下画像で、体脂肪率10−12%さんが一番カッコいい気がしたのでとりあえず12%をターゲットにしています。

body fat percentages men chart

5.主要メディアに記事掲載

文章を書くのが結構好きなので、将来的に半分趣味、半分仕事ぐらいの感覚で記事を書いて副収入得られる様になったら良いな、と思っています。2023年は、その第一歩として大きめのメディアに何か記事を載せられたらな、と妄想中です。記事を書くだけのコンテンツが前提条件になるので8割型願望ですが、頭の片隅に置いておくつもりです。

6.ワシントンDCでコミュニティを広げる

ジョージタウン大学やDCで出会った商社マン経由で日本人の知り合いを広げたり、非日本人もMeetupやサウナで会う人を食事に誘う等して、コミュニティを広げていきたいです。

7.新しい国1カ国+新しい州3州訪問
8.過去からの大切な友人と最低1度はキャッチアップ
9.姿勢改善

物心ついてからずっと猫背なのですが、デッドリフトとスクワットで改善するという記事を見つけたので、取り組んでみようと思います。

10.毎週1冊以上本を読む
11.家庭円満
補足:なぜアメリカの生活が気に入っているのか

2023年の目標自体は上記の通りですが、1つ目の目標に関連して、なんでそうまでしてアメリカに残りたいか(なんでアメリカ生活を気に入っているのか)、今時点での考えも列挙しておきます。怠惰な気分で何もやる気がしない時や落ち込んだ時は、以下の様なことを思いながら、これこそが自分で選んだ人生なんだと自分に言い聞かせ、鼓舞しています笑

  • 自己決定感が大きい(働く国、職場、働く相手を自分で選びやすいキャリアになる)
  • Compensationが高く、贅沢しなければ値札を気にせず買い物できたり、日本より資産形成のペースが早い
  • 良好な職場環境(WLBが良い、形式主義的で不毛な仕事が少ない、Supportiveな上司・同僚)
  • 成長実感を得やすい(生きているだけで英語が上達、新しい考えや技術に触れる機会が豊富)
  • 醒めた目で日本を見られる(触れる情報が異なる為、日本を見る視点が変わる)

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