小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

【MBA受験】純ドメがTOEFL110点を取る戦略

MBA受験の各プロセスについて書いていきます。まずはTOEFLから。

受験全プロセスを終えて思うのは、GMATも同様ですが、テストは一般化できる知見で対応可能なので、先人達の経験をそのまま活かすことが可能です。これがエッセイやインタビューだと各々強み弱みが違い過ぎて参考に出来ないのですが、TOEFL/GMATは明確にコツがあるので、先輩方の合格体験記やブログを読み漁り、作戦を立てることから始めるのが大事です。自分の場合は、「MBA TOEFL」等でひたすら検索してヒットしたブログや、海外MBAドットコム(http://kaigai-mba.com/)内の合格体験記に一通り目を通しました。

TOEFLはReading/Listening/Speaking/Writingの4パートに分かれますが、大きく分けてR・Lは英語の地力が試され、S・Wは受験テクニックで対策可能という印象です。R・Lについては「この予備校の教え方が凄い!」みたいな話を聞いたことは無いですし、基本的には大学受験やTOEICの延長で、単語を覚えたりリスニングの反復練習を地道に繰り返して慣れていくしか無いように思います。
一方、S・Wは話すこと/書くことを丸暗記することで突破可能です。といっても、Sについてはaccent、fluencyの問題で日本人は23点でカンストすることが多いので、23点まで辿り着いたらそれ以上は諦めていました(有名スクールのE4TGに通っている方は純ドメでも26点オーバーの方がいる様なので、比較的低額なこともあり、試してみる価値ありだと思います)。ある程度時間をかけて取り組むのであれば、American Accent Training等の洋書できちんと発音を練習してから試験に臨めば点数が変わっていたのかもな、と思います。

私自身はSpeakingは上述の通り23点でカンスト、Reading/Listeningも大学時代に時間をかけて勉強していたこともあって満点近くを最初から狙えた為、私のTOEFLはWritingとの戦いでした。101点からスタートしましたが、最終的に110点(R:30 L:29 S:23 W:28)を獲得することが出来ました。

では、TOEFLのWritingの点数をどうやって上げるか?

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作戦を立てるにあたって、以下のブログを参考にしました。

どちらにも共通しているのは、文字数を稼ぐことの重要性についての言及です。TOEFLの問題文には「Integrated…150-225文字、Independent…300文字」という文字数の目安が記載されていますが、純ドメが高得点を取るという観点でこの文字数は嘘です。TOEFLのWritingは文字数を増やすことで間違いなく点数が上がりやすくなるゲームで、私はIntegrated=300文字、Independent=550文字を目安に書いていました。一方で、スペルや文法のミスは当然減点されるので、「ミスをせずに沢山文字数を書くこと」が高得点獲得の条件です。

それを踏まえて、汎用性の高いネイティブレベルのエッセイを複数丸暗記して、出題内容に合わせて暗記内容を組み合わせて書く、という作戦を取りました。そうするとテストが始まった瞬間から猛然と暗記内容をタイプしまくるだけなので、圧倒的に文字数が稼げるし、スペルや文法のミスも劇的に減ります。
まずはSinple and Cleanに記載されている文章×4を丸暗記して臨んだのですが、これだけでは対応しきれないケースがあると気づいたので、中国TPOのTOEFLの過去問50題を内容別に分類、全てに対応できるエッセイを10個程度作成⇒丸暗記するという手法をとりました。TPOの解答をベースに作りましたが、明らかに英語が怪しいものもあるので、一応英語校正業者に投げてbrush upしたものを暗記しました。

 

暗記自体は最初はなれなかったのですが、自分が喋った内容を録音⇒移動中に聞いて暗唱、というのを繰り返すと、比較的効率的に覚えることが出来ました。
我ながら、そこまでやるか?という対策なので結構遠回りしてしまったかもしれません。が、効果の程は保証いたします。