小市民ブログ

KelloggってMBAを出てアメリカで移民サバイバル生活をしています。サウナが好きです

【MBA受験】GMAT攻略法(740点を取るまで)

GMATは個人的にはMBA受験で最もうまくいったプロセスです。2018年の11月半ばに勉強開始、1月後半に受験して740点(M:49 V:42)を獲得したので、運よく2か月程度の勉強で必要なスコアを獲得することが出来ました。
振り返ると、私費且つライフストーリーや職歴にきらりと光るものがある訳ではなく、平凡なエピソードをエッセイやインタビューでどう見せるか?という受験後半戦だったので、今思うと唯一の得意種目であるGMATをもう少し勉強し、差別化要因にしておけばよかったなとも思っています(740ではトップスクールの平均ちょい上に過ぎず、差別化にはならない)。

GMATの勉強にあたっては以下ブログを参考にさせて頂きました。というか、以下内容がほとんど全てです。

こちらを読んで、MBA受験で起こる悲劇(エッセイ提出直前にGMATが足りず、徹夜で勉強、GMATが足りず泣く泣く出願を諦める、等)の多くはGMATに原因があると確信し、11月の段階でTOEFL107点で一旦切り上げ、GMATに先に取り組むことにしました。
AGOSのページで、700点取るには400時間の勉強が必要とあったので、毎月80時間、週20時間勉強して5か月として、4月迄には730点を取ると決めて勉強を開始しました。

TIPS
  1. とにかくスピードが全て
    730点以上の点数を獲得した方のブログやお話を聞いていて一つ気付いたのは、全員共通して、全問解答していたことでした。よくGMAT対策として聞くのは、Verbalの時間があまりにも厳しいのでRCの長文を一つ捨てる、という話があります。が、GMATは就活の際のテストセンターの如く、連続の不正解に対してペナルティを大きく出すロジックになっている為、大問一つを捨ててしまうとスコアに大打撃となります。
    そこで、参考書を解く時は必ずストップウォッチを使い、全問時間内で解き切る為の時間感覚を身に着けておくことが重要です。人によって得意なパートは異なるので一概には言えないと思いますが、VerbalはSC:1分20秒、CR:2分15秒、RC:長文は3分、短文は2分、解答は1分半を目安としていました。
  2. MathとVerbalのSCは問題を類型化する
    MathとVerbalのSCは日本人が得意な暗記問題になる為、点数が稼ぎやすいと言われています。VerbalのSCでは、Manhattan Prepに出題パターンが類型化されてまとまっているので、まずはこれを読んで何がGMATに於いて正しい英語とされているのか、ということについて理解をしておきます。その上で、O/GやPrep等、問題に取り組む中で間違えた問題については必ずGMAT club等で考え方を確認するとともに、どの類型についての問題だったかまとめておくことをお勧めします。すると、頻繁に間違える理解が甘い箇所が見えてくるので、復習、対策が効率的になります。
    Mathも同様ですが、日本人にとっては簡単なので、間違えた問題をタイプ別にまとめておけばそれで良いとは思います。
    尚、RCとCRについてはあまりこれだ!、というtipsは発見できませんでした。基本的には英語力がものを言う世界と理解しています。
おすすめ教材

以下が私が使った教材の一覧です。

f:id:shoshimin:20200425201614p:plain

全体的な流れとしては、Mathはマスアカ、VerbalはManhattan Prepで解法パターンを一通り頭にいれた上で、後はOGなりPrepなりで演習を繰り返しました。

上記に無い教材として、中国系サイトのkmfで大量の過去問を無料で演習可能なので、iPhoneに入れてフル活用していました。